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今年度の広域研修や日本研修(毎夏、マーシャルの先生が数名、日本での研修プログラムに参加する)についての報告会を行いました。
他国にまで足を運んで参加した研修、大きな成果が得られたし、それを参加した先生達のみで消化するのではなく、マーシャル全体で共有する必要があるという話になったためです。

報告会について計画していくうちに、話がだんだんと大きくなり、MOE(教育省)を会場にし、教育大臣にもご臨席いただくことになりました。

マーシャルはこのブログでもすでに述べている通りの小さな国なので、大臣クラスの方とも街中で遭遇したりもするのですが、大臣も多忙なため、JICAやJOCVの活動について直接顔を合わせて話すという場はなかなかありません。
わたしも大臣とは一度飛行機がいっしょになりお話をしましたが、ショウロンポーの話しかしたことないし・・・。

こんなチャンスない!ということで、研修の報告会に加えて、JICAやJOCVのこれまでの活動の成果や課題、今後の計画や方針についてのプレゼンの時間もいただき、思いのたけをぶつける場になりました。
プレゼン内容については、8月頭にまとめる予定の活動記録に記載します。

マーシャルの教育の問題、マーシャル国の教育省抜きには解決できません。
ここの理解と協力は必須。というか、主体はマーシャルであるべき。かねてから、教育省とどう連携をとっていくかが課題でした。

この報告会が決まってから、同職種の隊員で準備を進めてきましたが、
すごく大きな場であることは頭でわかっていたけど、具体的にどんな感じになるのかイメージができず、当人だったのにプレゼンをするという実感が湧かなかった。

最近の活動もそんな感じで、これまで1年弱考えてきたことはたくさんあるし、これからのだいたいの活動の流れもできてきたけど、まだ全然手ごたえはなく(準備段階だから当たり前か)、どこかふわっとして、これでいいのかという疑問がいつもつきまとって、空虚感を感じることが多かった。

なので、報告会の準備の段階で、これまでの活動と今後の方針を自分の中でももう一度確認することができ、活動の目的を再認識することができたことは、本当によい時間だったと思います。
言葉や文など、目に見える形にすることは、何についても大事だね。頭の中が整理できました。

それから、印象的だったのは、「こんな機会は今までなかった」という大臣の言葉。
JOCVが具体的にどんなことをしているのか、正直いうと知らなかったということでした。
今回の会のおかげで、これまでの成果や課題としていること、また今後の方針についても理解ができた。同じように考えている部分もあり、協力したいとのこと。
また、メインの活動計画については、激しく頷いておられ、100%サポートしたいという力強い言葉もいただけました。

今回の件で、何事も、思っていることは言葉にしなきゃ伝わらないな~と実感。
推測したり、予測したり、下調べも大事だけど、結局伝わらなきゃしょうがない。自己完結がいちばんこわい!
人間誰でも、話せばわかるという持論に、またひとつ、エピソードができました!わー!

まだ実際にはスタートラインに立っただけで、これからのことが全部が全部うまく進むなんて思わないけど、
今日のこのたった1時間の出来事でも、あるのとないのでは、大きく違う。
理解や共有って、人間生活で最も大切なもののひとつですね。
これからの活動、マーシャルライフがますます楽しみになりました^^
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<自分自身の反省>
まるっと英語でのプレゼン、しっかり準備をしたのは広域研修時に続き2回目でしたが、スクリプトばかり見ちゃうし、アドリブもきかないし、まだ全然だめだめ。(日本語でのプレゼンも不得意なんだけど・・・)
でも、プレゼンの準備や本番を通して気づいたのは、シンプルな短文の方が伝わるなっていう、当たり前のこと。
適切な表現や単語はこれからもしっかり勉強していかなくちゃいけないのは勿論なんだけど、伝えたいことを端的に、ってほんとに大事だなーと。
あとは写真や図などのビジュアルエイド、身振りや表情などのノンバーバルのパワーがほんとに強い!今回のプレゼンもそれで乗り切ったような感じ・・・。

これからは活動と並行して語学!!!!!鍛える!!!!!
おしゃべり野郎が話せないのはつらい!!!!!ということを身をもって知った9か月。
これまでも何度も言ってるけど、これからも何度でも言う!!!!!英語!マーシャル語!おー!
by cpts-romi | 2014-07-16 00:09 | 活動
先日、隣の任地の隊員や学校の先生達といっしょにバスで移動していたときのこと。

日本人同士でよくしゃべっていたため、マーシャル人のとある先生が「君達は、日本で同じ小学校に通っていたのか?(日本にいる時から友だちだったのか?というニュアンスだと思う)」と聞いてきた。
もちろん違うので、違うと言うと、「じゃあ隣りの学校だったの?」とか、「隣りの町?」とか、「大学はいっしょだよね?」とか。

また、その先生は留学生の引率で一度日本に行ったことがあるそうなのだが、
東京で行ったお店のことが非常に印象に残っているようで、「あの店知らないか」と、いろんな特徴を挙げながら尋ねてくる。(何階建て~とか、何色~とか。)
東京には何度かしか行ったことないし、東京も広いし、東京にはそんなビル無数にある。分からないと言うのだが、日本人なのに日本のこと知らないのかと言ってくる。

この2件についてしばらく話して、そうか!と思った。

マーシャルは、環礁はたくさんあるが、180平方キロメートルしかない。全体で霞ヶ浦(茨城の湖)くらいらしい。
また、その環礁1つ1つも本当に小さくて、わたしが住んでいる、一番大きいマジュロ環礁(首都)ですら、陸地面積9.7平方キロメートル。細長いため、端から端まで車で2時間程度。
大学は国に2つしかないし(短大とフィジーの大学のマーシャルキャンパスのみ)、マジュロの話をすると、小学校だって公立は8校しかない。高校は端と端の2校。よく考えると、日本の市単位より小さい規模で存在している。

ビルだって数えるくらいしかないし(エレベーターがあるビルは首都に1つのみ、米軍基地内は知らない。)、マーシャル人なら誰でも、環礁内のほとんどの場所を知っている。ちょっと特徴を述べれば、どこの話をしているのかすぐに分かってもらえる。

この国の中で、何十年も生きていたら、確かに上のような質問をするのも納得できる。
生まれ育った環境が、人間の考え方や価値観に大きく影響することを垣間見た気のする日常の一コマでした。

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※この絵、子どもが描いたのだが、海面が異常に高い。これも、標高3メートルのマーシャルならではかな~。
by cpts-romi | 2014-07-13 15:01 | 暮らし
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