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学校がお休みになってからというもの、
クリスマスまでは村のマーシャル人たちと、
それ以降はダウンタウンで日本人や外国人たちと、
こちらの通常よりは忙しなくも、日本に比べるととっても穏やかな年末ライフを過ごしていました。

・クリスマスまで
国民の大半がキリスト教徒であるマーシャルでは、クリスマスは教会で盛大に祝われます。
クリスマスの1か月程前から25日の本番まで、ジャプタというビートダンスを夜な夜な練習して、クリスマスの日に教会でお披露目。各地域や各教会ごとにたくさんのグループがあって、それでプログラムが組まれています。

教会でのビートダンス
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わたしのご近所のグループさんも毎晩遅くまで爆音で練習。
あまりに愉快そうなので、練習風景を覗くべく座って見てたら、いつの間にかわたしともう1人近所に住んでる隊員もビートに参加することになっていました。
他のグループもマーシャル人ばかりなので、わたしたちは浮きまくり。だった気がする。

音源はキーボードに元々入ってるリズムとかメロディとかを組み合わせてる感じ、たぶん。使う音源もグループによって違います。

教会でビートを踊った後は、飴玉やお菓子を観客に投げながらの退場になるのですが、
我がグループは端くれの村から参加していたので、ライムやパパイヤなどの特産のフルーツをばんばん投げていました。

振り返ると、このビートの一件では、マーシャルの文化をずっしりと体感することになりました。

まずは、マーシャル時間。
普段の練習も、7時からの予定が大体は9時。「マッタンジリック(もうすぐ)!」と言いながら、全然始まらない。
本番なんて、朝6時集合だと言われて、「え・・・」と思いながら6時半に行くと、(少し遅れていくスキルは習得)犬しかおらず囲まれて吼えられる始末。
その後も、「9時」「10時」「もうわからない、マッタンジリック!」となって、結局昼2時過ぎくらいになりました。

なんであんな早朝を指定したんだろう。待ってる人はずーっと待ってるし。
時間の感覚、というか、時間をもったいないと感じる感覚がないのだろうなと感じました。

つぎは、マガエ(食事)の文化。
こっちの人は何でも「マガエ(食え)!マガエ!」。
ビートの練習中も、すぐ休んで何かを食べる。夜中でも食べる。子どもも食べる。
しかもスナックとかの軽食じゃなくて、白飯にツナ缶やチャチミ(刺身)などのおかずといった、普通のご飯。もしくはサッポロイチバンのラーメン(こっちではイチバンラーミンと呼ばれています)。

そんなに激しく動くわけでもないダンスで、「イゴレ~(腹減った~)」と言いながらそんなに食べてたら、そりゃ太るし、糖尿病になるわ。
でも、誰でもかまわずマガエを振舞い合う様子は、今の日本ではあまり見かけることのできない、あたたかいものだなと感じながら、わたしも出された白飯をばくばく食べていたのでありました。

わたしの住んでいる村は、日頃はとても静かで穏やかな場所ですが、
さすがにクリスマスはお祭りのようで、いろんなところでパーティが開かれていました。

わたしの周りはほとんどマーシャル人。
彼らと過ごすクリスマスは、たくさん疑問が湧いたり、戸惑ったりしたけれど、
撮った写真を眺めていると、1年の中でいちばん笑顔の溢れる素敵な時期なのだなと実感しました。

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長くなったので、クリスマス以降の休暇については書き改めまーす!
by cpts-romi | 2013-12-31 09:52 | 暮らし
今週で学校も終わり、バケーションに入りました。ここはギリ北半球なので、いわゆる冬休み。

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こちらはどこが「冬休み」だという気候が続いているけど、この時期はわたしがこっちに来た10月よりも風が強く吹いているような気がする。といっても半袖で十分なのに、こっちの人は、「イビオ!(寒い!)」と言ってどこで買ったのか長袖のセーターとかパーカを着てる人もいたり。
わたしも少し感覚が麻痺してきて、夜とか半袖でちょうどいい気候だと「冬だなあ」と思っちゃうようになりました。

今日は学校のあと、近所の仲良くしてくれる人たちのところでまったりと過ごし、ここ最近でいちばん心が解放されました。
「ろみ、ろみ、tutu(トゥトゥ)!」というのでついていくと、海で子どもたちが水遊び。
わたしは着替えがなかったので入らないと言ったら、「tutuしないの?汚いな~」みたいな反応。

海水浴をすることや泳ぐことを「tutu」と言いますが、こっちではシャワーやお風呂のことも同じ「tutu」という動詞を使います。
ひょっとしてこの水浴びがシャワーの代わりなのかもしれない。
服着たまま入って、その後に軽く雨水で流して着替えてる感じ。水不足のこの国ではこれが定番なのかも。

tutuついでに砂で遊ぶ子どもたち。心底かわいいです。

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この子の正体はこちら。学校でも担当してる子、イケメン。
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エチョロックヌクヌク(服なし)で走り回る子たち。
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by cpts-romi | 2013-12-20 20:07 | 暮らし
よい土壌がないと、どんなによい種があっても、高級な肥料をやっても、水をたくさん与えても、作物は育たない。

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この2か月を振り返り、いろんなショックに寛容に緩やかになってきたけれど、
学校に行けば行くほど、眉間にシワがより、血管が破裂しそうになる。笑顔がなかなかキープできない。
何度も失望している、そんな毎日。

わたしが?と思ったもの。
山積みの新品キッズ用パソコン、新品テレビ、新しい消しゴム、鉛筆、チョーク。
何に使われているかわからないオフィス用パソコン、スクールバス、整理のできない棚。
すぐに壊れる教室用時計、エアコン、蛇口。
推測するに、たくさんの寄付や補助金でまかなわれているものたち。

モノは十分にある。
生かす土壌が整っていないことが、この学校のいちばんの問題点。
ここをどうにかしない限り、各所から与えられた肥料も、校舎や校庭などの水分も、ムダになり、目の前の種たちも育たない。

ここを動かしていくことは、私にすべきことだろうか。(要請内容的にも、こっちの教育方針的にも・・・)
というか、そもそも私にできることなのだろうか。
でもでも、ここが変わらない限り、わたしの活動も響かないのは容易に予測できる。

専門や業務の範囲を遙かに超えているけれど、でも確実に目の前にある問題です。
問題は、解決するためにあるのです。

クリスマスのためのダンスの練習もサボり、ひたすらに考えていた夜。
とりあえず明後日のオープンクラス(授業研究みたいなもの)のために、明日はやってみる。
by cpts-romi | 2013-12-11 23:22 | つぶやき
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