Not only inside school but wherever you want

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写真は2月のEducation weekに運動会みたいなイベントが開かれた時のもの。
白黄青の3つのグループで競ってました。この3色はウリガの校章に使われているカラー。かわいくて写真撮りまくってしまった。

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長いこと滞ってた活動記録を書こうと思います。(やっと)
気づけば前回から半年が経っていて、帰国が目の前に迫ってしまいました。
こちらにきてからというもの、記録はとっておくべきだといつもいつも思うのに、なかなかそのための時間を作らない自分・・・。猛反省。

とりあえず半年前から3か月前の3か月間を振り返って書いてみます。



2月
<主な活動>
・自校で Education Week のお手伝い
・Education Week に Education Festival を開催
・Education Week に 高校版Jiai Bonbon を開催
・お隣の小学校で出張授業サポート開始(詳細は「伝道師のみちのり」
・平日のワークショップを自校とお隣の学校で細々と再開
・お隣のミドルスクールにも進出
・6月の広域研修の準備が本格的に始まる(MOEとの連携部分)
・広報のためのFacebookページをばしばし更新し始める
・新生算数部会発足!活動に更なるまとまりが出る!

<主な出来事>
・隊員総会で2度目の幹事
・Education Week で、いろんなところにチャンポに行く
・同期隊員が開催した日本フェアに歌の審査員として参加
・Majuro EKIDENにスタッフとして参加

<考えていたこと・精神状態>
・念願のEducation Festivalをとりあえず開催
他職種の隊員を自校に招き、レクチャーをしてもらった。今回開催できたのは、栄養士+看護士の健康教育タッグ、これで3度目の依頼である環境教育、女性支援団体に配属されている隊員による幼児+家庭教育。午前中の時間をすべていただき、朝のラジオ体操+エクササイズから各レクチャーを経て、最後に全校生徒でゴミ拾いをして終了というもの。
事前ミーティングが上手くいっておらず、日本人同士なのに意思疎通がいまいちなところがあったのは大きな反省点。また、私が常日頃から現場で感じているニーズ(よりマーシャル人に近いと思われる)と、各分野においてプロフェッショナルな隊員が感じるニーズが異なることもあって、こういうズレをどうやって克服していくかを考えていかなければならないと感じた。現場とそれをまとめる上部組織、その間のズレをいかになくすかだよなあ。
開催したのはEducation Weekという週の初日。この週はEducationとは名ばかりで、学びの機会というよりイベント事を大々的におこなうということを経験上知っていたので、今年は少しでも学びの時間をとれるようにと計画したのであった。
この狭いマジュロで、様々な分野に精通している隊員がほとんどお隣同士で働いてる。こんな最高な状況は生かす他ない。レクチャーの反応がよい子どもたちがたくさん現場にいる小学校教育隊員たちが、もっともっとアレンジして、学びの機会をひとつでも増やしていくことはかなり必要性の高いことだと思うのだ。

・お隣の小学校で相棒発見
詳しくは以前書いた記事を参照してください。今も一番の相棒です。泣きそうなくらいうれしいことだ。

3月
<主な活動>
・広域用の共通テストを実施
・放課後ワークショップを細々と続ける
・Japan Club(折り紙教室)を開始
・新しく1年生の担任になった先生と活動開始(自校・お隣校ともに)
・4年生や6年生の授業に参加し始める
・広域研修に関して、教育大臣・次官とミーティング
・Mathbookに関して、教育大臣・次官とミーティング
・広報のために、ジャーナル(新聞社)に通ったり、ラジオ収録をしまくる

<主な出来事>
・ビキニデーにて被爆地域に住んでいたおばあちゃんにマーシャル語で話を聞くことができた
・高校での日本語の授業を見学
・先輩隊員とグジグに帰省
・校長会にて、自校の校長先生が日本研修の成果を報告
・校長先生と徐々に打ち解け始める
・お隣の学校の事務員さんたちと打ち解ける

<考えていたこと・精神状態>
・何かしなきゃと焦った時期
マーシャルは年度終わりが5月末なので、気づけばあと2か月。間に夏休みを挟むので、学校で子どもたちと活動できる時間が残り少ないことに焦り始めたことを覚えている。
子どもとできることを今のうちに、と思い、ずっとやってみたかったことは消化しておこうと精力的に動いた。折り紙教室は日本文化を伝えるだけでなく、手先を使う練習にもなる。周りの反応もよく私自身も楽しかったので、年度末まで細々とではあるが続いていくこととなる。何度もやってツルを折れるようになった子もいる。

・教育大臣と次官を完全制覇
6月に控えていた広域研修や、かねてより活動の中心になっていたMathbookについて、再び教育大臣ご臨席のもとに会議を開き、どちらの計画もGOサインをいただくことができた。お墨付きってやつである。これは本当に小さい国ならではのことで、このような周知活動をおこなってきたおかげで、今となっては教育省で目が合えばお話ができるし、「最近のお仕事はどう?困ってることはない?」と大臣直々に声をかけていただいている。こんなことってあるんだなあ。
広域研修もMathbookも、マーシャルの教員や教育省と共につくることを目指しているので、教育省の協力は不可欠である。現場の先生たちから草の根的に巻き込んでいくことに加えて、校長やその上の次官や大臣に周知をはかり、トップダウンしてもらうことで更に強力な協働体制を生むことができる。省の上層部の方々に自分のことを知ってもらうことは、活動の潤滑油のような役割を果たすのである。

4月
<主な活動>
・最後の100%ゴールテスト
・1年生3クラス、6年生1クラスでようやくスケジュールが落ち着く
・離れ小島の小学校でオープンクラスの準備のお手伝い
・Mathbook印刷に向けて編集作業、翻訳に強い味方参上(結果期待外れ)
・広域研修の準備(広報・スケジュール立てなど)
・7月のMath Instituteのための準備がMOEと始まる

<主な出来事>
・6年生: 卒業に向けて準備が始まる
・キンダーウイークで低学年の子どもたちがいろんな活動をしているのがかわいくて必死で写真を撮る
・大学のインターナショナルナイトでやっこえ娘。ダンスを披露
・写真に大きくハマる
・4次隊で在マ邦人がぐっと増え、日本人同士の交流もより賑やかに(ご近所さんがめっちゃ増えた)

<考えていたこと・精神状態>
・Mathbookの印刷に向けて印刷屋と交渉
自校の近くにある教育省下の印刷組織に交渉に行ったが、ここのおっちゃんがなかなかの頑固者。しかもアメリカ人。得意になってきたマーシャル語も封印せざるをえず、英語での交渉ではうまくまるめこまれてしまう。
彼はマーシャルに長く住んでおり、彼自身がマーシャル語の教材となる本を製作している。彼の意見を要約すると、「教育省は新しいものを次々とつくるが、それをフォローするような計画はきちんとあるのか」ということだったように思う。現場にあったものなのかというのを問われたのだが、うまく答えることができなかった。彼が作っているものも拝見したが、現場にあってるのかといわれればどうなのだろう。
マーシャルにはこういう風に、いろんな立場からいろんな意見をもった外国人がきていて、それぞれがたまには悪影響を及ぼしあうこともある。目的は同じなはずなのに、価値観は違う。全部が一丸となって協力し合う体制は作れないものだろうか。

・離れ小島でのオープンクラス
ここにはしばらく隊員が入っておらず、ここ数年はあまり手をかけられていなかった。小島といっても船を使えば3分程で着く場所である。
現地教員がメインで授業をするようになり、隊員は以前と比較すると時間を自由に使えるようになった。そのおかげで、こういった小島の大事な場面のお手伝いに行くことができた。現地移行の推進は、隊員のフットワークを軽くすることにもつながり、発展のチャンスを逃さずにサポートすることができる。
まあ、当日は準備時の3分の1しか先生が来なかったけど・・・。



とまあ、ざっとこんな感じ。
今振り返ると、このあたりでやっと心から信頼でき、いっしょに活動できるような相方が数人現れてきました。諦めずにアンテナ張り続けてよかった。実際に私が足を運んで見つけた人もいるし、いきなり舞い込んできた人もいる。今月末から始まる新学期からも、いっしょに活動することが決まっています。うれしい。

また、ちょうどこの頃から、今まで以上に広く広く人と関わっていく仕事へと変化していったように思います。
広域研修やMathbookといった他の機関との連携をとらなけれならない活動が増えたこと、そしてちょうどマチのド真ん中に勤めていることが重なって、他機関との関係づくりは私のメインの仕事となっていきました。

様々なマーシャル人と関わる中で、彼らの仕事っぷりに憤慨することもあれば、彼らの仕事観みたいなものに触れ、今までは不可解だった彼らの行動の意図やその意味を理解できるようになってきたような気がします。
これまでの小学校教育隊員であればなかなか機会のなかった類の仕事に携わることができ、考えを深めることができたのは本当にありがたいこと。感謝すると共に、できる限り動いてきたおかげで身についてきた力に自信をもちたいと思います。

キャパオーバーするまで動き始めるのは、実はこの後の5月と6月。
今回はこのへんで終わりにして、また改めて書きます。
by cpts-romi | 2015-08-11 22:10 | 活動
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