by themselves

写真はEjitという地域の小学校の視察に行った時のもの。
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そして続けてパート2。
このブログでも書いたように、10月でこちらにきて早1年。
11月で活動を開始して1年になりました。祝!何もできてないけど!

途中で配属先を変更したため、今の配属先では3か月経ったところですが、残りの任期を考えると「まだ3か月」とか言ってられませんね。のろのろ癖を治し、日々精進したいと思います・・・。

パート1を見ていただくとわかるように、急に活動が軌道に乗り始めたかのようにかなり錯覚していた私がいます。
前回分では、あくまでも活動の方向性がみえ、やっとスタート地点に立ったくらいだったにも関わらず、です。相変わらず調子がいいというか、お気楽というか、自分が自分でいやですねー。

新年度が8月からスタートを切り、ここ3か月やってみて、これはとても一筋縄ではいかないことに嫌というほど気づかされました。
こんなこと赴任当初にも気づいているはずですが、人っていうのはすぐに忘れるんですねー。
特に今回の活動は、私一人ではなく同職種の隊員が協力してやっていることでもあったので、謎の自信が湧いていたわけです。JICAの中間報告でも大きな口をたたいてしまいましたねぇ。

しかし、ここはマーシャル。
日本人同士の連携ももちろん重要ですが、感覚をマーシャル人目線にして研ぎ澄まさなければ、ここに合うものは見えてきません。
そんな基本中の基本が一番大切だということに、1年経った今、再度思い知らされます。

マーシャルよ、これが試練なのですね。ということで、詳細は追記にたたみます。
動きまくって、へろへろに打ちのめされている、この3か月の記録です。



8月
<主な活動>
・引き続き、ワークブック作り
・100% goal test問題を現地の先生と作成
・後半新年度学校開始
・ワークブック=Math book試用開始(自校ともう1校)
・来年度の広域研修に向けてミーティング開始

<主な出来事>
・月前半は職員室で行われていたレジストレーション(生徒の登録)の隣で仕事をして、親や先生たちと仲良くなった。
・レジストレーションが終わらなかったりとか、校舎を使用してる人が出て行ってくれなかったりとかで、我が学校は1週間程遅れて新年度スタート。出鼻くじかれて焦るが、ここはマーシャルであることを忘れてはいけない。
・前回書き忘れたけど、7月後半からウインドサーフィンに挑戦開始!

<考えていたこと・精神状態>
・日本人とマーシャル人のギャップ!思ったことが進まない!!!
夏休み期間は日本人同士で仕事をしていることが多かったので、学校開始後、マーシャリーズ感覚の洗礼を久々に受け、面食らう。マーシャルの子どものレベルで何度も考え直す、ということも多かった。
・Math bookの配布はかなり厳しい!
印刷や保存、現行のカリキュラムとの兼ね合いなど、その他も問題山積みだということに直面。少し考えればわかることだが、見ないふりしていたのかも・・・。
・算数の授業に入るための交渉
今年度からタイムスケジュールが変更になり、算数の授業に入りにくい時間割となった。入れ替えたりしてどうにかしようとしていたが、管理職からとめられる始末。結果午前中2時間くらいしか自校では見ることが出来なくなった。意外なところで頭が固いんだよなー。むむむ。
・隣の学校に素晴らしい先生を見つける
他人や子どものことを思いやれる、すばらしい感性の持ち主。彼女のクラスには今後も通うことになり、唯一の心の拠り所になっていく。

9月
<主な活動>
・Math book試用
・アートのクラスに入るが2週間で挫折

<主な出来事>
・誕生日のお祝いを、マーシャルの先生達に気まずい雰囲気でしてもらう
・マニットデイ(文化の日)の週に、伝統的な格好やカヌー作りなど、子どもといっしょに社会科見学に行った
・同僚に初めてプライベートで誘われる!
・アメリカからきた謎のラッパーアーティストのライブ
・2回目のダイビング!

<考えていたこと・精神状態>
・算数への苦手意識が消えないため、他のことに目を向けてみよう作戦
好きなアートや音楽の授業にヘルプで入り、やってみたが、低学年だったこともありネタの選出に悩み現在挫折中。そろそろ復活したい。しよう。
・教育省の数学科が何をしているのかが、やっと明らかに
月に一度、教育省数学科に勤めている日本人の方も招いて会議をしているが、1年近く活動してやっと、周りの状態も把握でき、何をしているのか理解することができた。例えば、何を目的としたテストだったのか、とか。Math bookについては前途多難であるようだ~。

10月
<主な活動>
・第1回MMM(教育省数学科と各学校の校長、そしてJOCVが集まる算数についての会議)が開かれる
・エグラ(ニュージーランドの団体)がMathワークショップをしにきたので参加
・100% goal test 1st実施・採点・分析
・教育省からの学期末テストのお手伝い
・Ejit(ちょっと離れたところにある小さな小学校)視察
・Staff Developmentでやっとできたワークショップ!

<主な出来事>
・National Teacher's Dayで大盛り上がり、教員が親や子どもからすごく感謝された一日・・・
先生たちや保護者との距離がぐーんと縮まった感じ。
これ写真は、そのひとコマです。
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・子どもたちの発想で現地語の辞書を作るという、大学のプログラム(?)にマーシャル人の先生たちと協力
・PTA meeting (現配属先では初めて参加)
・特に何も収穫のないまま、2nd Quarter 開始・・・、とても焦る
・マーシャルで撮られた映画を鑑賞
・26年度2次隊が到着!あれから1年経ったことを実感!

<考えていたこと・精神状態>
・MMM開催
トップの方たちとの意思の疎通が図りやすくなり、共有にはいい機会だが、議論にはかなりのレベルの話す力が必要であることを痛感!校長たちとやり合うには理論、根拠を自分の中にしっかりと「英語」で持っておくべき。
・エグラワークショップ
内容が、現場を知らないとこうなるよね~という感じ。教育分野での支援には、草の根的に現場のローカルなレベルを把握していくことが重要であることを再認識させてもらった。
内容はイマイチだが、ワークショップの形態・方法など、学ぶべきところはあり、広域研修に生かせそうである。また、管理職と一緒に受けたため、彼との仲も深くなり、以前にも増していろいろと相談できるように。
・教育省からの学期末テスト実施
それじゃ点数取れないよな~という内容である。子どもたちは、まず英語表記が読めない。どうしたらよいのかな~。
・いつの間にか消えているMath book
は!メインの活動であったはずのMath bookがいつの間にか消えている!!!
それもそのはず、現在は隣の学校の1クラスと、自校の補助の補助教材としてしか試用できていない。消えた原因は、現行カリキュラムとの兼ね合いや、使えそうな教員が少ないことなど。
ここをどうするかが現段階の課題であり、ここを越えなければ、理想が理想のまま消える。
幸いにも、先日のワークショップでMath bookに興味を示してくれた先生方がいたので、そこから攻めていこうと目論見中です。なんにせよ、印刷と保管がネックなんだよなー。

と、この期に及んで模索もいいところな3か月でした。模索しまくって疲労がたまったのか、現在は体調を崩し、寝込んでおります。
ずっと微熱が続いているのですが、先日病院に行ったら、「インフルですね!」とのことで、タミフルと超強力なステロイド剤を渡されました。素人目にみても違うと思うんですが・・・。マーシャル怖し!!!!!
まあ、これを期にいろいろ書いて、おかげさまで整理ができました。

今後の課題・やるべきことは、
・Math bookを消さない(低学年で再度スタート)
・来月に迫ったオープンクラスを現段階でできる最高のものにするべく準備する
・開催側も、参加側も、発信しながら学べる広域研修をつくる
・100%goal test、上級生のスコアを、”現地教員が”上げていくためのサポート

やりたいことは、
・やっぱり算数以外
・ラジオ体操(これも少しやったが浸透せず挫折中)
他にもいろいろですが、割愛。

いちばん大切だと思うのは、やはり
*マーシャル人教員が授業をすること
*そして、その授業が子ども自身が考える活動を含むこと
*そんな授業がマーシャル、まずは首都マジュロのたくさんの教室で行われること
欲張りましたが、私がここに必要だと考えるポイントはこの3つです。いろいろ葛藤しましたが(現在進行形でしていますが)、とりあえず現段階ではここにおさまりました。
そのためにMath bookはやっぱりいいと思うんだよね~。消さないぞ~~~~~!

もう一度気合いを入れ直し、マーシャルの闘い 後半戦スタートです!
まずは体調を万全にします!おやすみなさい~。
by cpts-romi | 2014-11-06 15:45 | 活動
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