Take it easy

学校の職員パーティにて。珍しくみんな仲良くしてる(風に見える)。

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早くも(遅くも?)活動期間の六分の一が過ぎた。
これまでの活動記録。
長くなるので追記にたたみます。




マーシャルに来て、4か月が経とうとしている。
最初の1か月は語学研修だったため省略するとして、配属先である小学校に初出勤してからは、今日でちょうど丸3か月。

これまでの動きを少し振り返ってみる。
まだ、胸を張って「活動」と呼べるようなことは何もできていないけれど。

11月
<主な活動>
・カウンターパート(※1)、これから主で入るクラス探し
・100%goalテスト(※2)実施
・G3~G5の6クラスに入って授業(月後半)
・各教室の掃除

<主な出来事>
・時間割が理解できず先生達と衝突、チャイムを鳴らす係にさせられた。
・校長や教員たちの態度に毎日カルチャーショック
・使われていないマテリアルを発見。

<考えていたこと・精神状態>
・先生達との関係を作りながら。(衝突してもいいことないな~)
・子どもに対して自らがアプローチしながら。
←「ながら」、課題を発見する時期にしよう。
・食育やキャリア教育、環境教育など、いろんな活動を展開する必要がある。
・ショックが大きく、それぞれについて問題視していたため、学校のすべてを批判的に見ていた。たとえば、授業をせずに音楽を聞いている教員に対して、失望し、泣いていた。
・JICA事業のいろんな側面を身をもって理解する。

※1 カウンターパート
いっしょに活動していく相方みたいな感じ。
小学校教育分野だと、現地のやる気のある若手教員(20~30代)を選ぶことが多いと思う。授業や学校をよくしていきたいけど、その方法がわからない・・・といった人と組んで、どうやったらよりよくなるか、いっしょに考えていろいろ挑戦していくイメージ。

※2 100%goalテスト
マーシャルの小学校教育JOCVが中心となりおこなっている、全国共通テスト。内容は単純な四則演算。
「これだけはできるようになる=みんなが100%をとれるようになる」ことが目標のため、このネーミング。MOE(教育省)にも校長会で連絡してもらったりして協力していただいている。


12月
<主な活動>
・G3~G5、6クラス分の授業準備と授業
・Homework seat(※3) の導入(先輩隊員のパクり)
・かけ算練習表(※4)の導入
Open Class
・100%goalテスト分析

<主な出来事>
・チャイムを鳴らさないようになる。(私の仕事なの?と問うように。こっちの先生達が「時間」を意識し、管理すべき。)
・こっちの教科書内容の難しさに苦しむ。
・掲示物をいろいろと張ったが、湿気と壁の素材ですぐ剥がれる。
・入っている6クラス中、2クラスの先生は来なくなり、3クラスの先生は別の仕事をするようになる。うち1クラスは学級崩壊しており、算数以前の問題に。

<考えていたこと・精神状態>
・多忙と失望が重なり、毎日学校に赴くのが精一杯な状態。今後の方向性について、先を見据えた考え方ができなくなっていた。
・カウンターパートが決まっていないことに焦っていた。
・言葉(英語、マーシャル語ともに)が思うように使えないことの不自由さからくる自信喪失。
自分の担当する分野が何かわからなくなる。

※3 Homework seat
日付、今日の宿題の内容を書き、翌日チェックした際にチェック欄に教員がサインするという、日本ではよくあるあれ。宿題チェック用紙。
学力の低さは学校だけでは補えないと思い、家庭学習の徹底を図りたかった。しかし、ノート整理ができていないためどこに宿題したかわからない子どもが多く、宿題もほとんど間違って書いてくるので、現在挫折中。

※4 かけ算練習表
かけ算テーブルの下にサイン欄があり、段単位で暗記して言えたら、教員のサインとかスタンプをもらえるという、日本ではよくあるあれ。
四則演算、特に九九の出来なさが酷いので、ひとりひとりにしっかりとした表を渡し、かわいい絵やスタンプで興味を引こうとした。休み時間も利用できることが売り。しかし、その紙の保管方法や、休み時間に進んで勉強する状態ではない(教室が鍵がかかったり、先生たちは当たり前だが仕事をしない)ため、現在挫折中。


1月
<主な活動>
・担当クラスの変更・・・G5の2クラスメイン、G1,2,6の6クラスを毎日15分ずつ見てみることに。
・担当内容の変更・・・教科書についてはG5のみ、その他のクラスは四則演算のみ指導。
・活動方法の変更・・・G5に関して、T1(メインの教員)ではなく、「わたしは授業をしない」といって完全にT2になることに成功。
・G5の1クラスに初のチャプターテスト(単元ミニテスト)を実施。(結果の悪さに担任がキレる。私的にはまだいい方だと思って自信をつけてもらおうと思ったが裏目に出た。ちなみに正答率平均32%、普段の期末テストは10%いかない。)
・四則演算、指導してはこまめにテストをし、結果をデータ化。

<主な出来事>
・最初の一週間は、上記の変更について職員達に持ちかけたところ、批判を浴びて学校に居づらくなった。
・G5のT2実験は、プライベートでも先生と仲良くなれて良さそうだったが、先日崩壊。(理解の厳しい子どもに対して先生が暴走。対処策を検討中。)
・昼休みや放課後、学校に残って仕事や教員との雑談ができるようになった。(以前は死んだように寝ていた。)
・子どもや現地教員と同じものを同じように食べるようになった。
・子どもの顔と名前を少しずつ覚えてきた。余裕が出てきたのか、休み時間や放課後も話したり、遊ぶように。また、きちんと叱ることも徐々にではあるが回数が増えてきた。(以前は文化も把握しておらず、言葉もわからなかったので、なぁなぁにすることも多々あった。)
・教員間の関係、悪かったものが更に悪化。教員同士で陰口は当たり前、普通にフ○ックとか言う。
・新隊員さんが活動見学にきた。

<考えていたこと・精神状態>
・教科書の内容の難しさ(12月)←私にとっても、子どもにとっても難しいため、最初はその基礎となる四則演算の徹底に尽力したほうがよいのではないか。
・言葉に関する悩み(12月)←現地の先生が授業したほうが子どもは絶対に集中しているので、担任にT1をしてもらうように。単純な言葉で表現できる四則演算のみ指導。
・四則演算の結果データは、微々たるものであるが徐々に上昇傾向。数値として上がると、俄然やる気に。
・カウンターパートを決めなくては。
・学校で見受けられる、些細な良いところに気づくようになった。ほんとに些細なことだけど。
・ちょっとしたことでは驚かなくなった。


こんな感じの3か月でした。
今後の計画は現在どうしようか思考の真っ最中ですが、分析や反省の結果、とりあえずこれから5月末の終業式までの方向性としては、

・単純なことをする。(四則計算の徹底)
・思いついたことは試してみる。たぶん失敗する。

シンプルすぎる。(笑)

自分に自信がなくなっては、人前に立つことはおろか、学校に行くことすらも儘ならないことに気づいた3か月だったので、わたしにできる単純なことを、徹底して繰り返してみます。
余裕が出てきたら、そのときにまた、次のステップを考えよう。

それに加えて、「これ、いいんじゃない?」と思ったものは、出来る範囲で試していこうと思います。
単発でも衝動的なものでも。失敗したら、その後にまた考えよう。

どんなに派手に失敗しても、学校やこの国には何の影響も与えないことがわかったので、いちいちへこまない。
あまり気持ちに波を立てずに、毎日平穏な広い心を保って生きていくことが今年最大の目標です。あまいかもしれないけど、そうじゃないとまず活動なんてできない!
と、いいつつ、すぐにいろいろ迷ったり悩んだりするのでしょうね。そういう体質らしい、わたしは。

ただ、考えることだけはやめずに生きます。
活動に反映することはとりあえず置いといて、自分の感覚や思考をもっと磨いていきたい。そして、たくさん言葉にしようと思います。うまくできるかはわからないけど。
よろしければ、今年もお付き合いください。


その他、活動以外での目標はこちら。今年は頭が混乱しないように、具体的で単純なものにしました。
これならわたしにもできる!Take it easy!

・英語を自分で勉強し、マーシャル語はマーシャル人と話して習う。
・教室がくさいときは、マスクをつける。
・休日は料理をして、外に出る。
・猫の気配を家につける。(ネズミ対策)
by cpts-romi | 2014-02-01 14:23 | 活動
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