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じつは、数か月前にすでに帰国しております。
たくさんの方々に支えられて、任期満了で帰国できたこと、心からありがたく感じております。

活動の最後はとても濃く、今までののんびりとした日々はなんだったんだというくらいバタバタと過ごしておりました。
また今の生活が落ち着いたら、その頃のことを写真とともに振り返りたいと思います。
# by cpts-romi | 2016-01-18 19:29 | つぶやき
Mathbookスタート_f0299739_923413.jpg


今週から新年度が始まりました!学校も心機一転して、1年生の各クラスも新しいメンバーで始まりました。
そして今年度はMathbook始動の特別な年。
すでに授業が開始されている数クラスで使用開始されています。もちろんマジュロ中の公立小学校の1年生であれば誰でもMathbookを受け取ることができ、それを使った学習をすることになりました。(中には複式学級のため、幼稚園や2年生など前後の学年も使用している例も。)

これから12月までこの教材を使用していくことになっていますが、ここからの4か月は現場での指導とその後の改善などでバタバタと過ぎ去ることになりそうです。
施行の最初の瞬間に立ち会えたこと、始めの怒涛の1か月を経験できること、
日々を大切にしながら定着に向けてがんばろう~~~。お~~~~。
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# by cpts-romi | 2015-08-22 12:30 | 活動
Not only inside school but wherever you want_f0299739_1921199.jpg

写真は2月のEducation weekに運動会みたいなイベントが開かれた時のもの。
白黄青の3つのグループで競ってました。この3色はウリガの校章に使われているカラー。かわいくて写真撮りまくってしまった。

*****

長いこと滞ってた活動記録を書こうと思います。(やっと)
気づけば前回から半年が経っていて、帰国が目の前に迫ってしまいました。
こちらにきてからというもの、記録はとっておくべきだといつもいつも思うのに、なかなかそのための時間を作らない自分・・・。猛反省。

とりあえず半年前から3か月前の3か月間を振り返って書いてみます。

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# by cpts-romi | 2015-08-11 22:10 | 活動
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構想から1年半・・・
赴任当初からの念願である Mathbook が、ついに公式に始動しようとしている。

赴任したばかりの頃、毎日たくさんのショックを受けながら見出した、マーシャルの教育の課題。
その改善のためのアイデアを盛り込んで構想を練りだしたMathbookは、マジュロ(首都環礁)の全公立小学校の生徒に配られることが大きなポイントのひとつだった。

私の考えるMathbookの最終目的地は、これに尽きる。
すべての子どもたちがある一定レベル(最低限レベル)の算数教育を受けられること である。

偶然出会った先生のレベルによって、その子の可能性をつぶしてはいけないと思ったのだ。
「今年はマジメな先生に教えてもらってよかった」
「今学期はJOCVに教えてもらってよかった」
そんな運試しのような感覚で、子ども一人の未来が変わってしまっていいのだろうかと思ったのである。

子どもがそれぞれ持っている未来への可能性を引き出すのが学校教育だと思っている。
始めはうまく引き出せなくても、せめてつぶすことはやめにして、最低限必要な資質を育てられるような場所にしたい。

そういった意図があって、私の中では”マジュロ全土”で実施するということにこだわってきたつもりである。
現在の製本作業、7種類の本を各600冊というのはなかなかに大変な作業であるけれど、600冊作らないとこの活動は意味がない。今までのようなアタリハズレのある教育を終わらせるために。

平等に教育を受ける権利を行使できるような環境をまずは整えなければならない。
人はすぐには変わらないので、環境を変えるのである。
環境整備の第一弾が、やっと始まろうとしている。
製本が終わると、待ちに待った新年度がはじまる。
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# by cpts-romi | 2015-08-08 22:32 | 活動
以前書いたように、試験的に巡回型っぽい活動をやってきたわたし。
最初に勤めていた学校や一時的に通っていた学校も含めると、これまでに計4校の子どもたち・先生たちといっしょに過ごしてきたことになります。

授業に参加している時間は、毎回必死で自分や周りを客観視することはできなかったけど、
撮りためた写真を見直していると、とにかくたくさんの人と出会って、たくさん向き合って話したな~と思いました。

マーシャルのおもしろいところは、偶然の出会いが次々につながっていくところ。
偶然挨拶した人が問題解決のためのキーマンだったり、友だちの友だちがプロジェクトを進める上でちょう重要人物だったり。目があった人から次につながって、たどり着きたかった場所へ連れていってもらえたり。
まるで冒険物のドラマやゲームのように、次々につながってすっと落ちつくところに落ち着きます。
狭くて小さいマーシャルならではのおもしろさ。最近は、人との出会いが本当におもしろい。

学校にいる彼らとも過ごした時間の長さではなくて、一回いっかいの密度というか濃度というか、そういったものの高い日々を送ってきたんだなあと思いました。
自問自答ふくめ、ぶつかることのない日はないけど、それでもやみつきになる、人と出会って向き合っていくシゴト。
ここを終えても、次は別の場所でたくさんの人と出会っていきたいなあ~。

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急に腹這いになりだす生徒。席から板書が見えなかったんだね。笑

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# by cpts-romi | 2015-06-09 23:36 | 活動
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